わたくしたちは、大手のチェーンホテルのオペレーションを引き継ぎいで運営を行ってまいりました。それぞれ、立地条件は客室や施設構成、築年数はもとより、運営者の違いによりオペレーションの方法やスタッフの待遇や教育も様々でした。
しかし、共通していたのが、スタッフ一人ひとりが、お客様をお迎えすることを心から喜びとして働いており、お客様へのサービスをより良いものとするため少しずつでも向上したいと日々取り組んでいることでした。

建物や施設に投資をすることにより、お客様により快適な空間を提供することができます。これはもちろん大切なことであり、わたくし共もできるところから、優先順位をつけて取り組んでおります。しかし、より重要なのは、お客様を心を込めてお迎えし、心地よい滞在となるよう、スタッフ全員が取り組むことであると信じます。
投資や本部で決めた方針には賞味期限があります。よって、投資回収のために収入の多くを費やしたり、お客様の要望に合わないサービスを続けている例を多く見てまいりました。

お客様のことはスタッフが一番よく知っています。これをフラットな組織で素早く正確に取り入れることで、ホテルの立地や建物、そしてスタッフ一人ひとりのポテンシャルを最大化することができます。これがお客様の評価につながり、また非常に高いオペレーションの結果(利益)を生んでいます。一部屋あたりの収入(RevPAR)が引き継いで1年後に150%以上になったり、ホテルの営業利益(GOP)が2倍以上になり、また、地域で下位であったホテルが1番店を競うようになったりと、多くのホテルでハードの投資を伴わないで大きな改善が実現できているのも、現場スタッフの“お客様やホテルへの想い”を活かし、一人ひとりのスタッフが最も価値を発揮できるよう全社で取り組んできたことによるものです。
わたくしたちは、こうした一人ひとりのスタッフに誇りを持ち、それぞれ特性の異なるホテルをネストホテルとしてお客様に提供できることに喜びを感じております。

今後も、それぞれのホテルにおける運営のレベルを日々向上させるとともに、こうした新しいスタッフや新しいホテルがネストホテルグループに加わり、お客様に心地よさを提供できる機会が増えるよう、精いっぱい努力を続けます。このような中で、個人で運営されているホテルを含め、新しい仲間がネストに加わることを検討してくださることを期待しております。

こうした努力とわたくしたちの考えが、オーナーや投資家の皆様のご支持を頂き、おかげ様で各地で新しいネストホテルの計画が順次進んでいます。今の志を失うことなくたゆまぬ努力を続けてまいりますので、皆様が既にお持ちのホテルや新しい計画について、ご投資の機会をいただけることを楽しみにしております。

河内 中

代表取締役